15.12.08

あなたが依頼しているのは、大工さんでは無いですか?

はじめに,

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前回の記事はこちら>>「魔法の杖はある?ない?住宅会社のホームページ戦略

前回は、住宅会社のホームページで反響を上げるためには、「当たり前のことを、きちんと」やり、そしてそのための第一歩として、まずは「アクセス解析」をして、自社のホームページの現状を客観的に知りましょう、という話でした。

でも、「そんなことなら知っている」「アクセス解析は、毎月ホームページ制作会社に出して貰っている」
それなのに、「反響数が上がらない」という会社様もあるでしょう。

実際、弊社で今お手伝いをしている工務店様・ビルダー様もほとんどが、元々は他のホームページ制作会社様に委託していて、毎月アクセス解析資料も作って貰っていたのに、反響が上がらず困っていたのです。

では何故、反響数が上がらないのでしょうか?
これまでの経験から、工務店・ビルダーのホームページで反響が上がらない理由は何パターンかありましたが、最も多かったのは「頼む人を間違えている」ということでした。

普段、打ち合わせに来たり、アクセス資料を送って来る人は、どんな職種の方でしょうか。
ホームページ制作会社には、「営業」や「ディレクター」、「デザイナー」など、色々な職種の人がいますが、もし貴社の窓口担当者が「デザイナー」さんだった場合、「反響」が上がらなくても仕方が無い面もあると思います。

私はよく、住宅会社の方に説明する時に「大工さん」の喩え話をします。
「「今の制作会社では反響が上がらない」「新しい提案が無い」と言いますが、それは大工さんに繁盛するレストランを作ってくれ、と言っているようなものですよ。「デザイナー」という職業は、大工さんが設計図通りに家を建てるのと同様に、あなたの指示通りのホームページを綺麗に確実に作ることが職責であって、反響を上げる/上げない(=店が繁盛する/しない)は仕事の専門外なのです。もし、繁盛するレストランを作りたいなら、大工さんではなく飲食店コンサルタントやマーケッターに頼みますよね、それと同じことです。」

どうでしょうか、あなたの会社の担当者は大工さんでは無いでしょうか。

※もちろん、デザイナーさんの中には、優秀でしっかり結果(=反響)に繋げてくれる人もいます。
 ただ、そういう方はとても少ないのが現実です。

次の記事>>ホームページから反響を出す方法の序論 全3話の最終話です。
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